ここは、SDKのブログです。
日ごろ思ったことを適当に綴ります
バンドやってる、関西の受験生です
音楽をメインに、おもしろかった事とかも書きます
よろしければ見てやって下さい( ´ ▽ ` )
2011.01.26 Wed
~あらすじ~
剣と魔法が支配する世界。
リスキー大陸の北東に位置する小国、ハイランド。
その港町ベネットの騎士隊長をするエーリンの前に一人の男が現れる。
男は1ヶ月後に控えているモーリス軍との交戦への協力者を志望したが、追い返されてしまう。
そして1ヶ月後。
謎の男の加戦により、圧倒的な差でモーリス軍に勝利したハイランド軍
ベネットの領主は謝礼金を申し出るが・・・?
~キャラクター~
エーリン・スメタナ 女
ハイランド王国の港町、ベネットの騎士隊長を勤める。23歳。バストは82。
ジョン・コーラント 男
エーリンの部下にあたる人物で、実は副隊長(後付設定)。好物は妹のつくるクッキー。
謎の男 男
本作の主人公であるにもかかわらずいまだに名前すら出ていない。十八番はバストの大きさ当て。
剣と魔法が支配する世界。
リスキー大陸の北東に位置する小国、ハイランド。
その港町ベネットの騎士隊長をするエーリンの前に一人の男が現れる。
男は1ヶ月後に控えているモーリス軍との交戦への協力者を志望したが、追い返されてしまう。
そして1ヶ月後。
謎の男の加戦により、圧倒的な差でモーリス軍に勝利したハイランド軍
ベネットの領主は謝礼金を申し出るが・・・?
~キャラクター~
エーリン・スメタナ 女
ハイランド王国の港町、ベネットの騎士隊長を勤める。23歳。バストは82。
ジョン・コーラント 男
エーリンの部下にあたる人物で、実は副隊長(後付設定)。好物は妹のつくるクッキー。
謎の男 男
本作の主人公であるにもかかわらずいまだに名前すら出ていない。十八番はバストの大きさ当て。
「先日の戦は誠に有難うございました。」
領主様は超ご機嫌な顔で言う。
私の名はエーリン。
ここ、ベネットで騎士隊長を勤めている。
剣の腕は立つ方で、大抵の男には勝てると自負していた。
ついさっきまでは・・・。
「なぁに、んなもんオレにとっちゃあタダのケンカだぜ。抜剣もしてねぇ。」
そう豪語するこの全身赤ずくめの男は、今回の戦の立役者だ。
ほんの数分で敵の兵隊10人ほどを吹き飛ばし、おまけに敵大将を蹴りで吹っ飛ばしてしまう。
一体何者なんだ?
領主様は戦に勝って機嫌がいいようだけど、私には人間離れしすぎていて、信用できない。
「それで、お名前はなんと申されますのかな?」
領主様が問う。
明らかに機嫌をとっているのが見て取れる。
当たり前か。いくら正規軍ではないにしろ、実質今回の戦いは彼一人で決着をつけたのだ。
「オレは、ソルだ。」 ※ソルはこの世界の月の神の名前
ピキッ
一瞬場が静まり返る。
「はっはっは!面白い冗談ですな!」
ちっとも面白くなさそうに領主様が言う。
私も、何をこんな所でふざけるのか理解できない
「冗談じゃあねえぜ、オレの名前はソルだ」
ソル、と名乗るその男は領主様のハゲ頭を睨み付けて言った。
私には、その声に何か悲しい響きがあるように聞こえた。
領主様は一瞬笑みをひきつらせ、サッと背筋をのばして
「これは失礼しました、ソル殿」
と、頭を下げた。
するとソルは若干バツの悪そうな顔をし
「いや、いいんだ。よく言われることだしな。」
と領主様の肩を持ってぐいっと姿勢を戻させた。
「心のお広い方で」
領主様はもう一度ペコッとお辞儀をした。
ソルは”もういい”と言いたげに手をブラブラ振る
「それでは早速、謝礼金の件でございますが、」
そう領主様が口を開いた瞬間
「100億!」
とソルが言い放った。
「は?」
私も領主様も同時に言った。
「ひゃ・く・お・く!。100億ギルだ!」
何を言い出すんだろうかこの男は。
100億ギルといえば、ベネット中の金品を売っても集まらない金額だ。
つつっと領主様の頭を汗が流れ落ちる。
「お?んだ?払えねぇってのか?それなら今からオレはモーリスの捕虜を解放して、こんどはココを落とすぜ?」
ソルはやけに楽しそうに言い放つ。
そんなことができるはずない。
普通ならそう思うだろう。普通ならば。
でも私達は見てしまっているのだ。彼の圧倒的な力を。
ベネット程度の村なら、おそらくこの男一人でも陥落するだろう。
私は静かに剣に手をかける。
不意打ちなら、やれるかもしれない。
本来騎士として恥ずべき事だが、こうなればキレイ事はいっていられない。
「ックックック、ハッハッハッハッハッハ!!」
ソルは仰ぐように爆笑し始めた。
なんだ?この男は。
「おいおい、冗談に決まってるだろ?全く、ハハ」
は?
私達は再びキョトンとする。
「10万でいいよ、10万で。あと今日泊まれる宿を用意してくれ。」
「欲を言うなら、村一番の美人さんを部屋に呼べるか?」
そう冗談めかしく言ってソルはすっと立つと、領主様にウインクをかまして出口に向かう。
と、私の前でピタっと止まって
「そういやアンタもなかなかべっぴんだよなぁ」と顎をさすりながら言う。
「じゃあな、B82。」と言って部屋を出て行った。
「・・・・だあれがB82だああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は顔を真っ赤にしながら叫ぶのだった。
領主様は超ご機嫌な顔で言う。
私の名はエーリン。
ここ、ベネットで騎士隊長を勤めている。
剣の腕は立つ方で、大抵の男には勝てると自負していた。
ついさっきまでは・・・。
「なぁに、んなもんオレにとっちゃあタダのケンカだぜ。抜剣もしてねぇ。」
そう豪語するこの全身赤ずくめの男は、今回の戦の立役者だ。
ほんの数分で敵の兵隊10人ほどを吹き飛ばし、おまけに敵大将を蹴りで吹っ飛ばしてしまう。
一体何者なんだ?
領主様は戦に勝って機嫌がいいようだけど、私には人間離れしすぎていて、信用できない。
「それで、お名前はなんと申されますのかな?」
領主様が問う。
明らかに機嫌をとっているのが見て取れる。
当たり前か。いくら正規軍ではないにしろ、実質今回の戦いは彼一人で決着をつけたのだ。
「オレは、ソルだ。」 ※ソルはこの世界の月の神の名前
ピキッ
一瞬場が静まり返る。
「はっはっは!面白い冗談ですな!」
ちっとも面白くなさそうに領主様が言う。
私も、何をこんな所でふざけるのか理解できない
「冗談じゃあねえぜ、オレの名前はソルだ」
ソル、と名乗るその男は領主様のハゲ頭を睨み付けて言った。
私には、その声に何か悲しい響きがあるように聞こえた。
領主様は一瞬笑みをひきつらせ、サッと背筋をのばして
「これは失礼しました、ソル殿」
と、頭を下げた。
するとソルは若干バツの悪そうな顔をし
「いや、いいんだ。よく言われることだしな。」
と領主様の肩を持ってぐいっと姿勢を戻させた。
「心のお広い方で」
領主様はもう一度ペコッとお辞儀をした。
ソルは”もういい”と言いたげに手をブラブラ振る
「それでは早速、謝礼金の件でございますが、」
そう領主様が口を開いた瞬間
「100億!」
とソルが言い放った。
「は?」
私も領主様も同時に言った。
「ひゃ・く・お・く!。100億ギルだ!」
何を言い出すんだろうかこの男は。
100億ギルといえば、ベネット中の金品を売っても集まらない金額だ。
つつっと領主様の頭を汗が流れ落ちる。
「お?んだ?払えねぇってのか?それなら今からオレはモーリスの捕虜を解放して、こんどはココを落とすぜ?」
ソルはやけに楽しそうに言い放つ。
そんなことができるはずない。
普通ならそう思うだろう。普通ならば。
でも私達は見てしまっているのだ。彼の圧倒的な力を。
ベネット程度の村なら、おそらくこの男一人でも陥落するだろう。
私は静かに剣に手をかける。
不意打ちなら、やれるかもしれない。
本来騎士として恥ずべき事だが、こうなればキレイ事はいっていられない。
「ックックック、ハッハッハッハッハッハ!!」
ソルは仰ぐように爆笑し始めた。
なんだ?この男は。
「おいおい、冗談に決まってるだろ?全く、ハハ」
は?
私達は再びキョトンとする。
「10万でいいよ、10万で。あと今日泊まれる宿を用意してくれ。」
「欲を言うなら、村一番の美人さんを部屋に呼べるか?」
そう冗談めかしく言ってソルはすっと立つと、領主様にウインクをかまして出口に向かう。
と、私の前でピタっと止まって
「そういやアンタもなかなかべっぴんだよなぁ」と顎をさすりながら言う。
「じゃあな、B82。」と言って部屋を出て行った。
「・・・・だあれがB82だああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は顔を真っ赤にしながら叫ぶのだった。
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プロフィール
HN:
SDK
年齢:
2014
性別:
男性
誕生日:
0010/01/02
職業:
ちょいワル
趣味:
国に帰れ。君にも家族がいるだろう。
自己紹介:
関西の星といっても過言ではない!←
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