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ここは、SDKのブログです。 日ごろ思ったことを適当に綴ります バンドやってる、関西の受験生です 音楽をメインに、おもしろかった事とかも書きます よろしければ見てやって下さい( ´ ▽ ` )
2024.04.27 Sat
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2011.02.05 Sat
さー早速いってみよー!

~あらすじ~

剣と魔法が支配する世界。
リスキー大陸の北東に位置する小国、ハイランド。
その港町ベネットの騎士隊長をするエーリンの前に一人の男が現れる。
男は1ヶ月後に控えているモーリス軍との交戦への協力者を志望したが、追い返されてしまう。
そして1ヶ月後。
謎の男の加戦により、圧倒的な差でモーリス軍に勝利したハイランド軍
エーリンに忍び寄る不穏な影が・・・?


~キャラクター~
エーリン・スメタナ 女
ハイランド王国の港町、ベネットの騎士隊長を勤める。23歳。バストは82。

ジョン・コーラント 男
エーリンの部下にあたる人物で、実は副隊長(後付設定)。好物は妹のつくるクッキー。

ソル 男
本作の主人公。十八番はバストの大きさ当て。

全く!なんなの!アイツ!
私は今日の見回りを終え、寮に戻る所だった。
もうすっかり日が暮れて辺りは真っ暗になり、足元もおぼつかない。
そんな中私はあの"ソル"にいまだ怒りを燃やしていた。

急に鋭い目つきしたと思ったら、ふざけだすし!
領主様を脅すような事を言うし!
それに大体あの強さは何!?
絶対普通じゃないわ!

とにかく私的には町に危害を与えそうな危険因子にはさっさと出て行って欲しいというわけだ。

彼女は気付いていないが、実際の所彼女がソルをいけ好かないのは殆どの割合を嫉妬が占めている。
あれだけ圧倒的な強さを見せ付けられることは騎士にとっては大きいわけである。

こうして彼のグチを叩いているうちに、いつの間にか寮についた。
完全にふて寝することを決めた私は、足早に自分の部屋へ向かうのであった。

数時間後。

オレは基本的に寝ることが無い。
まぁ、横になることはあるんだが、ぐっすり眠るということはない。
それは、こういう事態があるからだ。
「あーあ。最近はねぇと思ってたらやっとお出ましか。せめて町の外にして欲しいぜ。」
オレはベットに立てかけた剣をベルトにつっ込み、部屋を後にした。

1時間前。

既にベットでぐっすり眠っていたエーリンの部屋に、小さな足音。
コツ、コツ、と、複数の足音が響く。
いつものエーリンなら一発で跳ね起きる所だが、今日は違った。
ソルの事で神経を余計に使ったエーリンは、深い眠りに入っていたのだ。
3人の男はエーリンを担ぎ上げ、部屋を後にした。

現在。

キーーーーンッ
妙な耳鳴りで私は目を覚ます。
相変わらず耳鳴りは続いていて、頭が痛い。
景色がぼうっとしている。
私が寝起きだからということだけではなさそうだ。
「香・・・?」
何か、薬の臭いがする。
ぼうっとするのはそのせいのようだ。
グッ
「!」
やっと気づいた、体が動かない!
どうやら棒のような物に縛られている。
頭がはっきりしてきた。
まずここはどこだ!?
私の部屋じゃない。
見たところ、単なる掘っ建て小屋だ。
使われてない物置といった所か。
そしてやっぱり私の体は棒に縛られてるようだ。
足元には・・・
赤い、円が書いてある。円の中には紋章のような・・・
これは、魔方陣というものか?
「この臭い・・・血!?」
その円は、血で描かれているようだ。
でも、これだけの血を流すと死んでしまうわ。
ということは、誰かが人殺しをした、ということになる。
ギィ・・・
ゆっくりと扉が開いて、男が入ってきた。
顔は良く見えない。
「おめざめか?のん気なもんだねぇ。」
「お前は、誰だ!」「何をしている!」
男はゆっくりと近づいてくる。
「あんた魔法の心得はねぇらしいな。これは召喚の儀式だ。」
「召喚?何をふざけたことを!」
魔法なんてばかげている。この男の目的はなんだ?
「あんたも魔法の存在を信じないわけか。ま、いいさ。もう呼び出しは終わってるんだ。」
「どうやらもう手遅れみたいね。あんた完全にイカレてるわ」
「イカレてるねぇ・・・。どうだか。ま、じきに分かるこった。」
私はこれ以上話しても無駄だと悟り、どうにかしてこの状態を脱出する方法を考えた。
と、そこで・・・
キーーーーンッ
また例の耳鳴りだ。私は顔をしかめた。
すると・・・
ギャイイイインッ!!
奇妙な音と共に円が光を放ち始めた。
一方で相変わらず耳鳴りは続いている。
バギィィンッ!!
派手な音と共に円が砕け散った。
そして私の目の前にある"モノ"が出現した。
「こんな・・・そんな・・・」
言葉を失う。
なんとも言いがたい恐怖が私を支配した。
なにかしゃべろうとするのだが、言葉が出てこない。
「ッーーーァ・・・」
悪魔。
それがもっとも適切な言葉だった。
歪んだ赤子の顔に、ケンタウロスのような体を持ち、黒い羽が生えている。
背中から顔にかけて大きな角が並んで生えている。
「フーーーッ!」
"ソレ"は大きく息を吐くと男につかみかかった。
「ま、待て!私じゃない!生贄はあそこにッーーー!」
言い終わらず男は絶命した。
食われたのである。
「イヤアアァァァァァッ!!」
私は絶叫した。
殺される!殺される!
ガンッ!
勢いよく扉が蹴り飛ばされ、怪物にぶつかる。
月明かりの逆光でも人目でわかる、その赤い格好。
「もうちょっとキレイな格好のヤツァいねぇのかよ。どうしてテメェらはそう醜悪な見た目してんだ?」
エーリンからは見えないが、二カッと不適に笑みを浮かべるその男。
ソルだ。
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無題
〆方がかっこいいなあ、と
良いですね!
つかっちゃん 2011/02/07 19:07 編集
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